
【DJ:小林克也さん】
40年以上昔の延々と続くひまわり畑の映像が脳裡に残っていて、
ニュー・プリント版がスタートすると、エンドレス・テープのように新旧が繋がった。
時代の空気と作者、演者の魂を昔より強く感じるのは何故?
絵画、音楽、名画は年を重ねる程、ワインのように味わい深く、人を酔わせる。
大柄で強そうなソフィア・ローレンが、どうしてあんなに可愛いく、女らしいの?
【作家:小池真理子さん】
『ひまわり』を観たのは十九歳の時。当時暮らしていた仙台の、小さな映画館だった。隣には「東京の大学に合格したら結婚しよう」と誓い合った恋人が座っていた。映画が終わった後、私は彼と「運命」について話した。自分たちの愛が戦争によって引き裂かれたら、という想像をめぐらせた。あれから四十年。再び観た『ひまわり』の、美しい音楽を耳にしたとたん、もうどうしようもなくなって、条件反射のように涙があふれた。人は、こんなふうに何かを失い、絶望しながらも、もくもくと生きていくのだ。テーマの力強さに、今、改めて打たれる。
【俳優:染谷将太さん】
※映画『ヒミズ』で第68回ヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞受賞
まず始めに言っておきたいのがこの『ひまわり』ラストのくだりが忘れられない。
僕は十代なのだが十代なりに衝撃を受けた。
いたって他の映画と比較しても特別変わったことがおこなわれてる訳ではない、
マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンの感情が静かに爆発してるだけだ。
僕ら若い世代が“今”『ひまわり』をスクリーンでみて何を感じるのか、とても気になる。
【女優:二階堂ふみさん】
※映画『ヒミズ』で第68回ヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞受賞
何回観ても、ジョヴァンナとアントニオが再会するシーンで泣いてしまいます。
が、何回観てもジョヴァンナとアントニオが卵を24個使ってオムレツを作るシーンが1番好きです。
